ココン・ラボが取り組むサステナブルな取り組み
石鹸やハンドクリームなどのボディケア製品を展開しているCOKON LAB(ココン・ラボ)では、あるユニークな取り組みを行っています。
それは、カイコと米という、一見関わりのなさそうな二つを結びつけたサステナブル(※)な取り組みです。
今回は、ココン・ラボが取り組むこれらの活動について解説します。
※継続して行うことのできる取り組みのこと。自然の恵みを無駄なく循環させることのできる活動です。
廃棄物を活用して米を育てる
ココン・ラボの製品に含まれるシルク成分は、高保湿機能をもつ「やまがシルク」から作られます。そしてこの「やまがシルク」を紡ぐのは、カイコです。
カイコは桑の葉を食べて育ちますが、その過程で排出される「フン」は、栄養豊富な肥料となります。
このカイコのフン、蚕糞(さんぷん)には、消化しきれなかった桑葉の成分が含まれており、昔から漢方薬としても広く活用されてきました。
栄養豊富で肥料に活用できる窒素も含まれているフンを、そのまま捨てるのはもったいない!
そこで、廃棄物となるはずのカイコのフンを活用すべく、カイコが食べる桑を育てる際に肥料として使ってきました。だから、米作りを始める時にも肥料として蚕糞を使うことになったのはごく自然なことだったのです。
実際、米作りとの相性も良く、おいしいお米の生産につながっています。
一面の田んぼ、ご厚意でいただいた土地で米作り
自然豊かな熊本県、その中でも温泉や灯籠が有名な山鹿市にある工場で、「やまがシルク」は生産されています。
田園風景が広がる土地の多い山鹿ですが、やまがシルクを生産している工場の周辺も例外ではありません。
工場の目の前にも、田んぼが一面に広がっています。
あるとき、田んぼの地主様のご厚意により、この田んぼをゆずっていただくことになり、これをきっかけに米作りを始めることに。
しかし、当時米作りの経験があるスタッフはいませんでした。
最初のころは地主様に1から教わりながら、手探りの状態。
しかし4年経った今では田植えから稲刈りまで、自分たちの力で米作りができるようになりました。
カイコのフンを肥料として田んぼにすき込んだ「やまがシルク米」は、おいしいと社内でも評判に!
これまで販売していませんでしたが、大切に育てたおいしいお米を多くの人に食べてもらいたいという気持ちから、今年は販売も視野に入れて現在準備中です。
楽しみにお待ちください。
ココン・ラボの持続的な活動〜シルクと共に〜
ココン・ラボの商品は、シルク成分をはじめとする天然由来の原料でできています。
自然からの恵みをできる限り無駄にしないよう、ココン・ラボでは今後も持続可能な取り組みを続けていきます。
シルク成分配合、天然由来成分の配合、無添加にこだわって作ったココン・ラボのボディケア製品に関しては、下記のバナーよりご覧ください。