標高600メートルの天空桑園

やまがシルクを紡ぐカイコの餌となる桑葉は、標高600メートルの山上にあった耕作放棄地を開墾して作った「天空桑園」で、無農薬栽培されています。

天空桑園は、山上に広がる農地面積約25ヘクタールの巨大な桑園。
眼下には山鹿市街地が広がり、有明海から島原半島まで一望できる、まさに天空の一大桑園です。

COKON LAB（ココン・ラボ）では良質なシルクを生産するため、カイコに優しい環境を整えています。
高所に農園を構えているのは、平地から桑園までを遠く離すことで、農薬の影響を受けないようにするためです。
農薬は養蚕業において大きな影響を与えてしまいます。
平地から離れた場所に桑園を作ることで農薬の影響をあまり受けずに済み、オーガニックな桑葉の育成が可能なのです。

収穫時期になると桑葉が青々と生い茂り、澄み渡る空気に漂うみずみずしい自然の香り。
四季折々の花や、雨露に濡れた葉は心を穏やかな気分にさせてくれます。
そして朝焼けに静かに照らされ、夕焼けの薄暮の時間帯には絶景が広がるのです。

人里離れた山の上にて、自然の恵みだけで大切に育てられている桑の葉は、
ココン・ラボが使用するシルクの源となるのです。

パッケージに描かれているデザインは天空桑園から一望できる、美しい雄大な山並みをイメージしています。